九州フィールドワーク研究会・活動報告
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大學堂あれこれ 投稿者:きぞく 投稿日:2015/09/11(Fri) 19:43 No.5916  

昨日と今日は「にぎわい商品券」の発売日。9月10日から1月3日まで、旦過や魚町商店街、黄金市場、チャチャタウン、井筒屋、コレットなどで使える商品券が、1万円で1万2000円分買えるということで、なんだかみなさん気合いが入っていました。
一人10冊までということで、けっこう10冊買う人が多くて、そんなに買い物するのかな?と思いましたが、「お歳暮なんかを買う人はいいんやない?」と佐川さんの奥さん。なるほど、そんなもの買わないからなぁ。

2日とも10時スタートで11時前には完売。
懸念された大學堂の営業は、比較的通常どおり行われたのでした。



Re: 大學堂あれこれ きぞく - 2015/09/11(Fri) 19:45 No.5917  

にぎわい商品券とプレミアム商品券が同時期に出回っているみたいですが、旦過で使えるのはにぎわい商品券だけなので、プレミアムは受け取らないように気をつけて下さい。
レジのところの柱に見本をはっています。



Re: 大學堂あれこれ きぞく - 2015/09/11(Fri) 19:52 No.5918  

梅ジュースの梅をペーストにしてみました。
ムニムニと種を取り出して、ミルサーで潰します。小さなミルサーなので、チマチマと何回も繰り返す、辛気くさい作業です。
市場に買い物に来たマリオに、ペーストから何をしたらいいと思う?と聞いたら、「梅湯とか?」というアイディア。冬に温かい梅ジュースを出すのもいいかもしれないです。
モコの梅ケーキにも期待です。

ジャムにしたときみたいに砂糖を足さないので、容量も増えないし、ペーストにする作戦はなかなかいいかもしれません。4リットルの梅は全部ペーストにしました。
明日も午後から時間があればやっておきます。



Re: 大學堂あれこれ2 モコ - 2015/09/20(Sun) 17:51 No.5919  

今日はカボスを漬けに来た。
途中テラスも来てくれたが、種取りに手間取る。
大學堂の冷蔵庫で4割、家で6割保管。様子見て引き上げねば。
密度が違くてカボスが浮く…

花火が捌けたので3合米を再び外に置いています。売れるかなー

で、手ぬぐいを各10ずつ入れ直しました。
2階,手ぬぐいの入った箱の下方、カルディの袋に入ってます。

連休日曜、市場は普段の日曜と大差ない。
大學堂はついでに控えめに開けて、10名くらいお客さんが来ました。

余談。
閉店前の米七に密着テレビ取材が入っている。
旦過の縁台将棋まで遠征取材に来たぞ。



Re: 大學堂あれこれ きぞく - 2015/09/20(Sun) 21:29 No.5920  

かぼすが浮いちゃうの?かぼすの上の方にハチミツが被さってないと、冷蔵庫に入れていてもそこから傷んでしまうよ。ハチミツが足りてないのではないかな。



Re: 大學堂あれこれ モコ - 2015/09/20(Sun) 22:39 No.5921  

蜂蜜は足りてるとおもう、底に溜まってる状態。
種が多くて実がスカスカだから押し込んでも、輪切りがぼわぼわ浮きたがる。
早めに退けばよいかなあ、小さい容器に移して密閉するのが賢明かなあ。



Re: 大學堂あれこれ きぞく - 2015/09/21(Mon) 12:08 No.5922  

大學堂のカボスはいい感じに漬かってました。
念のため、表面にラップをかけときました。ときどき味見して、えぐくなりすぎる前に、シロップだけペットボトルに取り出したらいいのではないかと思います。冬になったらホットで出してもおいしいかも。



石垣の調査 投稿者:だだ 投稿日:2015/09/04(Fri) 07:16 No.5899  

久しぶりの石垣島は、トゥガシチャーの調査に来ている。10日間の短い期間だけれど、テーマを絞り込んで集中的な聞き込み。発生から消滅までのプロセスと、分布と移動の実態。歴史的な経緯と、現状。駆除はどこまで有効なのか。
自然科学の調査だけではわからない詳細な実態を、海人の記憶を頼りに掘り起こしていく。優れたシミュレーションも実験下での生態系の分析も、毎日海を歩く人々の知見の裏付けがなければ現実的な意味をなさない。社会科学の重要性は、ある種の集合知の中にある。きのうは5人の海人から話を聞いた。



Re: 石垣の調査 きのこ - 2015/09/05(Sat) 11:36 No.5900  

昨日の朝は、サメ駆除で獲った大きなサメが、ぞくぞくと漁港にあがるのを見た。水深50〜70メートルのところにいるらしい。イッチョー(イタチザメ)は凶暴でこわいサメだ。



Re: 石垣の調査 きのこ - 2015/09/05(Sat) 11:42 No.5901  

マグロもあがっている。
パヤオの一本釣り。
エスキーではなく、銀色のNASA開発系のシートに包み段ボールに入れ、島外に出荷している。



Re: 石垣の調査 きのこ - 2015/09/05(Sat) 11:56 No.5902  

「家にいてもやることないからね、海に行くよ」と、タコトヤーのおじぃ。新垣さんは、80をとうに過ぎたが、木造船のサバニに乗って、気ままに海を歩く。しかし、「海には行くけどね。もう、昔みたいな海は戻らないだろうな。今は黒くしている」という。



Re: 石垣の調査 きのこ - 2015/09/05(Sat) 12:07 No.5903  

以前、イアンがよく通っていた通称花札小屋、そしてお世話になっていた金城国男さん。イアンのことを懐かしがっていた。

国男さんからトウガシカーのこと、サンゴの萌える変遷についてきく。国男さんの話は情報として詳しいだけではなく、それぞれの事象が関係して、いくつかの出来事が重なったときになにかが起こる、ということを重要視して分析していることがわかる。



Re: 石垣の調査 きのこ - 2015/09/05(Sat) 12:14 No.5904  

定置網の名嘉さんは、前と同じように網の手入れをしていた。
来月から網を13か所に入れるという。モズク養殖もはじまる。

トウガシチャーのことを聞くと、やはりほかのひとと同じように若いころは見なかったという。

トウガシチャーはどこからきてどこへいくのか、わからないが、「あれなんかにも、自然のものだから、なにかの役割はあるはず」という国男さんの言葉は印象的だった。



Re: 石垣の調査 きのこ - 2015/09/07(Mon) 22:05 No.5905  

中一組のみなさんは、タバのことを覚えて、元気してるかーときく(石垣島の海人は、東一組、二組、中一組、二組、西組に分かれる)。

中一組といえば、グナンこと金城五男。グナンは海人ではない。網元の家に生まれたが、心臓が弱く船には乗らなかった。しかしながら、海のことに詳しい。思えばミンミンが最初にグナンに出会って話を聞いてきたと思う。

博士とはああいうひとのことをいう、と思う。島と海人の歴史を探求していて、さまざまな新しい解釈、独自の仮説を打ち立てていた。一方、たいへんな世話好きで、「学生が泊まる家が必要だと」いって、小屋を作ってくれたのだった。

船泊まりに面した中一組の小屋は、グナンがメンテナンスしていて、拾ってきた冷蔵庫やテレビが修理されて使われており、現役の海人も引退の海人もみんながおしゃべりに集まる場所だった。

小屋の道に面した側には、「海人自由市場」の看板がかかっていた。

初めて石西礁湖再生プロジェクトで石垣島を訪ねたのは、2006年。もう10年ちかく経つことにおどろく。

現在、船泊まりは埋め立てられ、海人自由市場はもちろんのこと中一組の小屋はない。新しい船泊まりに合わせて、海人が集まるのは屋根付きの船置き場だ。しかし、民家から距離が遠くなってしまったので、前ほどは、暇しているひとがぶらぶらしている気配がない。



Re: 石垣の調査 きのこ - 2015/09/07(Mon) 22:08 No.5906  

小屋はグナンによってミニキッチン併設状態だった。お昼ご飯にと手際よくそばを作ってくれるグナン。中一組のおじぃたちとは、ここでビールを飲んだり刺身やてんぷらを食べたりしたのだった。



Re: 石垣の調査 きのこ - 2015/09/07(Mon) 22:10 No.5907  

へたな食堂よりおいしそうなグナンのそば。



Re: 石垣の調査 きのこ - 2015/09/07(Mon) 22:18 No.5908  

昨年の10月に急逝したグナン。今回、最初、島に着いてもグナンがいないということに実感がなかった。

着いた日の翌日、中一組の船泊まりで弟・六男に会い、お参りに伺った。

2年前に西表島に行った帰り、畑の中の豆腐屋でごはんをいっしょに食べたのが最後だった。あのときは、私たちを空港まで送ってくれたのだった。

写真は、2008年、与那嶺馨さんのギーラの養殖を見せてもらいに行くときに、一緒にサバニに乗っていったグナン。日頃海には行かないので、とても喜んでいた。



Re: 石垣の調査 きのこ - 2015/09/07(Mon) 22:26 No.5909  

これも2008年、伊土名のグナンの浜にて、海でとってきた魚を食べているところ。このとき、ポリネシア風石焼き調理をやって魚を料理した。石垣島の浜には、南太平洋と同じように葉の大きな木が生えている。これで包むと石焼き調理しやすい。グナンはとても感心してくれた。グナンと海ピクニックできないのはとても残念だ。



廃墟のスタードーム 投稿者:きのこ 投稿日:2015/08/31(Mon) 11:09 No.5893  

台風の影響で廃墟と化したグリーンスタードーム。
倒壊したというニュースを聞いたときは、びっくりしたけど、昨日現場を見ると、これはこれでちょっとかっこいいと思った。



Re: 廃墟のスタードーム きのこ - 2015/08/31(Mon) 11:14 No.5894  

14時に集まってドーム復興作業開始。
まずは、壊れた古いフレームと網を持ち上げて、様子を見た。

フレームはバキバキだけれども、5年間にわたって育った蔦植物はしっかりと網と一体化している。



Re: 廃墟のスタードーム きのこ - 2015/08/31(Mon) 11:22 No.5895  

最初の方針は、古いフレームを現存のまま新しいフレームを下から入れて網を持ち上げるというもの。しかし、思った以上に作業は難航。フレームを敷いて組むが、持ちあがらなかった。理由は、ひとつに蔦と一体化した網が重いこと、もうひとつに周囲が花壇と網で囲われているため新しいフレームが正しい位置に置けないことがあげられる。

そこで、下から新しいドームを入れて持ち上げるという方針は取りやめ、上から新しいドームを置くことにした。網(と蔦)は新しいドームに吊り下げる形で固定していくことにした。



Re: 廃墟のスタードーム きのこ - 2015/08/31(Mon) 11:31 No.5896  

新しいドームを上から設置した。
バキバキに折れた古いフレームはすべて撤去。
結束バンドやロープで固定されていた箇所を切り離した。

今回も固定には結束バンド(長さ300ミリ)を使用した。屋外用の耐光性があるもの(黒)がよいと思う。

新ドーム設置後、下方から網を少しずつ張りなおす。網と蔦をかぶりながらの作業になる。

ちなみに新ドームのフレームは、モコドーム(改)だ。フレームのジョイントには接ぎ木(竹)を足している。

無事グリーンドームは復旧した。暗くなってしまったため写真はない。廃棄のフレームをゴミ捨て場に運ぶ「竹柱祭り」で最後の力を出し切り、この日の作業はおわった。解散は20時をまわったのだった。



Re: 廃墟のスタードーム 海ぼうず - 2015/08/31(Mon) 12:17 No.5898  

朝、見にいったけど五年かけて大きくなったアケビは元気だった。ずいぶん大変な作業だったので、蔓が傷ついていなければ良いのだけど。結束バンドで縛られてしまっている蔓もあるみたい・・・。



明日がくるまで歌い続けよう。 投稿者:海ぼうず 投稿日:2015/08/31(Mon) 12:01 No.5897  
今かもしれない。今が終わらぬように歌い続けよう。
明日がくるまで歌い続けよう。
https://www.youtube.com/watch?v=Ex6Rs5xBPME
カスカの後輩たちがここにいる。



光の魚 投稿者:きぞく 投稿日:2015/08/30(Sun) 11:58 No.5890  

8月29日、武雄温泉に行きました。
4時頃に大學堂を閉めて、つる子と二人で車で出発。18時過ぎに武雄の図書館でタバと合流。まずは元湯につかって、会場の御船山楽園へ。会場の駐車場はいっぱいで、誘導されるままに進むと、ほとんど街灯のない暗い道。開けたのは臨時駐車場。そこから30人くらい乗れるマイクロバスでのピストン輸送。500円の入場料を払って、庭園へ。ろうそくの明かりと足下を照らしているライトを頼りに池の周りを歩きます。前を歩いている人について歩いてしまったけど、実は前を歩いている人達も会場がどこかわかっていなかった様子。池の反対側に来てしまいました。薄暗く池をライトアップしていた照明が消されて、上映開始。水面に鯉が浮かびます。



Re: 光の魚 きぞく - 2015/08/30(Sun) 11:59 No.5891  

昼間は雨が降ってましたが、映像を見ているうちに雲のあいだから、ぼんやりと満月が。水面に映って映像の鯉と共演します。



Re: 光の魚 きぞく - 2015/08/30(Sun) 12:00 No.5892  

写真はきれいにとれていないのですが、いくつか参考になることがありました。
また、会議のときにでもお話ししますね。



イベントの案内 投稿者:オバマ 投稿日:2015/08/27(Thu) 19:32 No.5889  
堺町公園でサマーフォークジャンボリーがあります。
平田さんも出ます。もしよかったら参加しませんか



アラヤシキの住人たち 投稿者:だだ 投稿日:2015/08/14(Fri) 16:39 No.5888  

野外映画上映会、星空の映画祭をみにいく。めあては「アラヤシキの住人たち」。山の中の真木と、山の中の原村と、映画の中の虫の音と、草むらの虫の音と、映画の中の夜が会場の夜に、そのままつながっていくような上映会でした。ずっと雨が降りそうだったのですが、エンドロールでちらちら降りだしました。それもまた、まるで映画の演出のようで。。。



さらくらさんぽ 投稿者:きぞく 投稿日:2015/08/07(Fri) 21:32 No.5882  

まだ日が暮れる前に帰宅しようとしていて、ふと皿倉山に行ってみようと思って、清水の交差点をいつもと違う方に曲がってみました。
北九州に住むようになってから、まだ皿倉に行ってないなと思って。っていうか、まだ行ってないところはたくさんあるんだけど、皿倉も行ってないなって思って。

夕方を過ぎるとケーブルカーが終わっちゃうので、山頂までは行けないかなと思っていたら、夏の間は平日も夜までケーブルを動かしているらしいです。
ケーブルカーとスロープカーの往復で1200円。ちょっと高い。800円くらいじゃないのか?と思っていたら、それはケーブルカーだけの値段。前に来たときには、スロープカーなんかなくって、リフトに乗るか歩くかだったから。ってことは、あんまり値上がりしてないかも。

写真は、ケーブルカーからの景色。夜景というには少し早い。



Re: さらくらさんぽ きぞく - 2015/08/07(Fri) 21:33 No.5883  

山頂からの景色
海と空のあいだにイカ釣り船



Re: さらくらさんぽ きぞく - 2015/08/07(Fri) 21:35 No.5884  

山頂はビアガーデンになっていた



Re: さらくらさんぽ きぞく - 2015/08/07(Fri) 21:36 No.5885  

そして小倉南区側が見える展望台は恋人たちの聖地になっていた。
って、なに?



Re: さらくらさんぽ きぞく - 2015/08/07(Fri) 21:39 No.5886  

新日本三大夜景らしい



Re: さらくらさんぽ きぞく - 2015/08/07(Fri) 21:43 No.5887  

風も爽やか。ぽつぽつ歩くにはいい感じ。
ケーブルカーの最終は22時まで。
今度は、ライトくらいもっていってケーブルから山頂まで歩いてもいいかなと思いました。



原稿執筆の山ごもり 投稿者:打打 投稿日:2015/08/04(Tue) 17:17 No.5878  

今年の夏はフィールドに出ないので、絶好のチャンスだったのだけど。論文執筆合宿、4号館が使えないので、できれば一月ほどはこもりたい。



Re: 原稿執筆の山ごもり 打打 - 2015/08/04(Tue) 17:18 No.5879  

ほんとうに申し訳ない、今日の気温は24度です。



Re: 原稿執筆の山ごもり 打打 - 2015/08/04(Tue) 17:25 No.5880  

思わずジャケ買いした「伊勢ひじき」海女さんマークがかわいいぞ



Re: 原稿執筆の山ごもり きぞく - 2015/08/04(Tue) 19:26 No.5881  

旦過市場は熱中症の話題で持ちきり。


旅するニューギニア 投稿者:あるぱか 投稿日:2015/06/22(Mon) 15:09 No.5730  
アロタウで目的地であるスデストいきの船を探している。不思議なのだけど、フィールドにくると途端に自分の身体の調子が気になりだす。足はきちんと動くのか、皮膚に異変はないか、考えはまわっているか。日本にいるときよりも感覚はすんでいる。

ところでレニーは相変わらず妻といろいろ言い合っている。



Re: 旅するニューギニア あるぱか - 2015/06/22(Mon) 16:45 No.5731  

写真はりわすれ


Re: 旅するニューギニア あるぱか - 2015/06/22(Mon) 16:58 No.5732  

写真はりわすれ


Re: 旅するニューギニア あるぱか - 2015/06/22(Mon) 17:08 No.5733  

写真はれない・・・



Re: 旅するニューギニア あるぱか - 2015/06/22(Mon) 18:12 No.5734  

写真はれない・・・


Re: 旅するニューギニア あるぱか - 2015/06/24(Wed) 13:38 No.5741  

まだアロタウにいる。昨日出発するといっていた船は今日も積み荷を待っている。明日になるかも。物流がうまくいかないことが多いため、いろんな齟齬が生じて予定が先延ばしされてしまう。彼らはPNGタイムだといって笑う。こういうときには、情報がとびかう。明日だという人がいたり、今日だという人がいたり、荷物のせいで遅れているのだとか、天気のせいだとか。そもそも理由は一つでないことのほうが多い。

僕はというと、昨日と今日の午前中でほとんどの準備はおわってしまった。この準備は、基本的に島にもって行く食料などの買い出しなのだけど、その合間にたくさんの知り合いにあう。ウッドラークやスロガなど、一度いっただけの場所でも、日本人である僕のことをよく覚えてくれている。彼らとまちで会うたびに一通りおしゃべりをする。元気だったか、家族も元気か、いつここにきて、いつまでいるのか、そして「うちの島」には次はいつくるのか。彼らと会うたびに座って30分ほど会話すると、いろいろ状況がみえてくる。そして、荷物を運ぼうか、トラックをだそうか、泊まりにこないか、食事をしようかと世話をやいてくれる。アロタウではほとんど彼らを頼らずに過ごすこともできるのだけど、現地の彼らを頼り、 一緒の時間を共有するだけでいろんな可能性がひらけてくる。こういう今までの人脈みたいなものを使って何かアロタウで大きなプロジェクトができないかなあ。



Re: 旅するニューギニア あるぱか - 2015/06/24(Wed) 13:50 No.5742  

ところで、行き先であるサイサイ地域では今、大きな饗宴を中止しているそうだ。ライスを政府から支給をさせるために、「まだ去年のサイクロンを地域がひきずって食料が足りない」ということにしているらしい。ショーティはというと、早く饗宴をひらきたくてうずうずしている。あと、なんか饗宴をひらくついでにショーティと僕の家をもう建てちゃったらしい。村の災害からの復旧は驚くほど早い。(復旧といっていいのかよくわからないけど)一方レニーの家の近くのアロタウの街中へとつながる橋は、流されて2年がたとうとしているのにまだ作り直されてない。

写真はレニーの父、マイケルクーバー。僕にショーティを紹介してくれた人だ。彼はスデスト地域の学校のトップにあたる人なのだけど、早口でおちゃめである。彼と一緒に帰ることになったけど、どうやら海はしけているみたい。。。



Re: 旅するニューギニア きのこ - 2015/06/24(Wed) 16:42 No.5744  

“今までの人脈みたいなものをつかってなにかできないかなあ”
というような感覚が、旅(交易)にのりだしていくひとびとの動機のひとつなのかな。言説を根拠とするのではなく、実際にできるか、できないか、がデータとなり、考察できるかもね。そして、僕の家が建ってるんだ、そりゃいいね!



Re: 旅するニューギニア あるぱか - 2015/07/03(Fri) 13:42 No.5771  

思惑まできくのはなかなか難しい。ビッグマンだから大きなサガエになるし、大きなサガエができるからビッグマンだと答えられているような感じの堂々巡り。
一方で、ショーティの行動は戦略的である。僕が来たことを理由に、現在基本的に禁止されているサガエをおこなってもいいか、地方の公務員に申し込んでいる。

写真は、サガエで贈与する食物をみんなでラッピングしているところ。



Re: 旅するニューギニア きのこ - 2015/07/03(Fri) 14:13 No.5774  

いま大學堂で、松田さんと写真を見ていた。

え!?あるぱか、またニューギニア行ってるの?と驚く松田さん。マリノフスキーの100周年に参加するのだと伝えた。

アジアの海抜4000メートルから、ニューギニアの島嶼部から・・届く報告と写真。ちょっと前までは、電話するのも大変だったのに、すごいねー、と話している。



Re: 旅するニューギニア あるぱか - 2015/07/11(Sat) 04:44 No.5783  

こんな無人島からでも報告ができる。写真は画質をおとさなければならないが。昨晩は虫刺されに悩まされた。それで暗いうちからみんな起きておしゃべりしている。快適な旅とは程遠いかもしれない。それでもロブトゥはよりエキサイティングで楽しい。パナポンポンでは豚がもらえるはず。



Re: 旅するニューギニア 打打 - 2015/07/11(Sat) 08:47 No.5789  

いい写真だねぇ。どうやってつないでいる乾かないけど、携帯使ったテサリングかな。ネットの普及で世界は変わってきている。ソロモンのMrサムの訃報を昨日ききました。村の人は私と連絡を取ろうと大学に電話をしていたみたい。でもつながったのはフェイスブック。チベットにいながらそんなことを知るなんて・・・。そしてサムの訃報に落ち込んでいます。



Re: 旅するニューギニア きのこ - 2015/07/13(Mon) 00:47 No.5791  

アルパカから無事パナポンポン島に着いたという連絡が入った。

グーグルマップで、panapompom island の名前を確認できる。
ショーティがいるカロタウ村から、直線距離で95kmくらい離れている。パナポンポン島は、環礁の中にある島。北東の大きな島はミシマ島。

水曜日にパナポンポンを出発する予定。



Re: 旅するニューギニア きのこ - 2015/07/13(Mon) 12:29 No.5792  

パナポンポンはぐるりと環礁にかこまれて真ん中に鎮座している島。
拡大すると家々が見える。どの沿岸にも集落があるっぽい。
どんな暮らしをしているんだろう、と想像がふくらむ。



Re: 旅するニューギニア あるぱか - 2015/07/13(Mon) 12:32 No.5793  

サムが亡くなったんですね。ショック・・・。結婚式でみたときは元気そうだったのび・・・。パナティーナでもしばしば人が亡くなっています。一部の地域ではエイズもあるみたい。若い人が次々亡くなり、ハナヤロギ(葬式)をたくさんしなければならず、人々はこんわくしています。もちろん、呪術の噂もたちます。

ネットは携帯電話のシムカードを使ってタブレットでしています。一日150円60Mの制限でできるが、遅いし、そもそも電波タワーが遠い。あとは、電源の確保が面倒。パソコンよりはらくだけどね。

前回の写真は饗宴モニ。今回の写真はセイリングカヌー。帆のむきを反転し、カヌーの進む方向も90度変える。



Re: 旅するニューギニア あるぱか - 2015/07/15(Wed) 11:33 No.5808  

セイリングナウ!!海の上。
パナポンポンをでて、ソゲリという無人島を目指します。明日にはカロタウ。



Re: 旅するニューギニア 打打 - 2015/07/15(Wed) 12:04 No.5811  

ビンビンは6000メートルの乾燥した高原。テラスは赤道直下の熱帯雨林。アルパカは海の上の小さな島。人間がどんなところでどんな暮らしをしているのか、興味は尽きません。後期のゼミがとても楽しみです。おっとJ君のことを忘れていた。湿地帯の人々の暮らし、テーマにあまりこだわらずに、素直に驚くこと面白いと思ったことについて、持ち前の好奇心を発揮してとことん追求してください。
他の人にも行っていることですが、フィールドでは無理はききません。じぶんで体調をかんりして、現地の人のペースで生活して下しあ。



Re: 旅するニューギニア あるぱか - 2015/07/15(Wed) 13:14 No.5813  

セイリングナウ!!海の上。
パナポンポンをでて、ソゲリという無人島を目指します。明日にはカロタウ。



Re: 旅するニューギニア あるぱか - 2015/07/25(Sat) 07:13 No.5846  

ヘヴァウニ村では3人ぶんのハナヤロギ(葬式)がまとめて行われている。何度こうしたサガエ(饗宴、ハナヤロギもサガエに含まれる)に参加しても、わからないことがその都度現れる。毎回これで完璧にわかったと思うのだが、次にサガエに参加すると、新しい事柄がでてくる。
詳細は省くけど、どうやら、サガエ(饗宴、葬式)のオーナーというのは、故人の人間関係を熟知していなければ、滞りなくサガエを運営することが難しいようだ。それは、トボトボが必ず故人と縁の深い人との間でやりとりされなければならないから。トボトボの交換は人々の記憶と深くむすびついている。

それにしても、航海やサガエが終わると毎日畑仕事の日々である。写真はパナティナネの山の尾根から。



Re: 旅するニューギニア だだ - 2015/07/25(Sat) 07:18 No.5847  

ネットにつながっているのですね。サガエ、面白そう。ところで15日に帰国して、そのあと長野に行きますか。今日中に夏の日程を確定したいところです。行く人がいなければ長野の論文合宿はなしです。そのあと上黒丸の計画もあります10月です。鹿児島はどうしますか、これは連絡ありません?


Re: 旅するニューギニア あるぱか - 2015/08/04(Tue) 06:18 No.5873  

カロタウをでた。毎回思うのだけど、あと何回ショーティのはなしがきけるのだろう。これが最後なのではないかと、いつも不安な気持ちになる。ショーティは「もう教えることはない」と笑うけど、僕は「まだわからないことだらけだよ」と、真面目に答える。
去年から今年にかけて、ようやくショーティの性格がみえてきた。彼は優しい人だ。そして誰からも尊敬されている。島の人たちはいつも彼のことを気づかい、何かと贈物をしている。彼は多くの土地を所有する(正確にいうと、現在はほとんどの土地を手放している)地域の長老であり、権力者ともいえるのだけど、そういったものとは違う力が人々を引き付けているのだと思う。彼の人柄が時間軸と空間軸の幅広いネットワークを可能にしている。そんなショーティの「力」の下で、特別な扱いを受けていることが、去年のウッドラーク島への旅と比較してようやくわかった。
写真は、「バウィ(デポジット)」とよばれるトボトボをうけとるショーティ。バウィの5倍以上のトボトボを用意して、ショーティは相手に返さなければならない。



Re: 旅するニューギニア あるぱか - 2015/08/04(Tue) 06:20 No.5874  

カロタウをでた。毎回思うのだけど、あと何回ショーティのはなしがきけるのだろう。これが最後なのではないかと、いつも不安な気持ちになる。ショーティは「もう教えることはない」と笑うけど、僕は「まだわからないことだらけだよ」と、真面目に答える。
去年から今年にかけて、ようやくショーティの性格がみえてきた。彼は優しい人だ。そして誰からも尊敬されている。島の人たちはいつも彼のことを気づかい、何かと贈物をしている。彼は多くの土地を所有する(正確にいうと、現在はほとんどの土地を手放している)地域の長老であり、権力者ともいえるのだけど、そういったものとは違う力が人々を引き付けているのだと思う。彼の人柄が時間軸と空間軸の幅広いネットワークを可能にしている。そんなショーティの「力」の下で、特別な扱いを受けていることが、去年のウッドラーク島への旅と比較してようやくわかった。
写真は、「バウィ(デポジット)」とよばれるトボトボをうけとるショーティ。バウィの5倍以上のトボトボを用意して、ショーティは相手に返さなければならない。



Re: 旅するニューギニア あるぱか - 2015/08/04(Tue) 07:12 No.5875  

ニューギニアの人は皆誰も親切なのだけど、サイサイ地域にいるときは特にみんなが気を使ってくれる。それは誰よりもショーティが僕のことをきづかっているからだ。そんなわけで、最初はみんなが僕に対して気を使いすぎることに苦労した。今ではようやく彼の息子の一人として、畑で働くのも、セイリングカヌーに乗るのも当たり前として扱われるようになった。

ところで、息子たちはショーティが死去した後、たくさんのサガエを彼の一族に対してしなければならない。そうしなければ、彼の土地やネットワークを使うことはできない。ビッグマンの息子たちには、ビッグマンになるチャンスがあるけど、そのチャンスを使いこなせる人はわずかなのだ。航海にあまり興味のない彼の息子たちは、はたしてその立場を存分に利用できるのだろうか。実はショーティは、そんな息子たちのことも考えてカロタウに移住している。息子たちはみな、ショーティの父親の一族の女性と結婚している。つまり、ショーティの孫にはショーティの父の一族の土地を使う権利があるのだ。

写真は、芋の皮をむくショーティの孫。



Re: 旅するニューギニア あるぱか - 2015/08/04(Tue) 09:48 No.5876  

アロタウにつきました。

僕もショーティの息子としていつかサガエをしたい。まずはやはりセイリングカヌーを手に入れるところからはじめなければ。



Re: 旅するニューギニア とめ - 2015/08/04(Tue) 14:26 No.5877  

とてもエキサイティングな報告ですね。いいなあ!


 投稿者:きぞく 投稿日:2015/08/02(Sun) 22:30 No.5872  

みなさまのご協力により、昨年からコツコツ貯めていたポイントで、今年はハンディーなのをもらってみました。
クリーミーな泡がなかなか良いのではないかと思います。
今度のライブのときに使えるように大學堂にもっていきますね。



戦場ぬ止み 投稿者:きぞく 投稿日:2015/08/02(Sun) 21:59 No.5871  
映画は、大浦湾の自然の紹介から静かにはじまる。
Coccoのナレーションは、落ち着いていて穏やか。
キャンプシュワブのメインゲートの前で起こる出来事は、静かにキャンドルをともして笑顔の女の子が道行く車に手を振るだけでも沖縄県警に監視されてしまう。海でカヌーを漕いだら、海上保安庁のゴムボートに横付けされてボートに乗せられてしまう。
それでもみんな笑顔や冗談を忘れない。ゲート前でくり出された冗談に、一列に並んだ沖縄県警は無表情で迎え撃つ。でも、一瞬表情が緩んでしまう。そりゃそうだろう。映画館では大ウケしてるもの。
海上保安庁の人の視点にも立つ。抗議船の船長から声をかけられて、返事をする海保の人は、とたんに人らしく見える。人と人が会話をすると、どこかで折り合いをつけれるんじゃないかと思う。

映画には、抗議活動をしている人だけではなくって、国に雇われて工事区域に船を出すウミンチュも出てくる。ウミンチュも国のやることには呆れつつ、毎日、海に船を出す。好きでそんなことをしているわけではない。ウミンチュとしての腕は、周囲の尊敬を集めるほど。大東島の沿岸への漁に出るときの彼は、活き活きとして、それが本来の姿だと思う。
戦争を生き抜いたオバアの話は、終戦のあとも戦争がつづいていることが良くわかる。そして、翁長知事の誕生で、やっと戦が終わると喜ぶ人々。沖縄の人達が一つになって戦えるときがきたと喜ぶ。
こんな風に、あの知事は迎えられたんだなぁと思いました。そして、そんな知事に面会もしない総理大臣を私たちはもっているんだなと思いました。
ああ、こんなにも言葉が通じていないのだなぁと思いました。

映画の中で、寿里ちゃんは、「みんなに見に来て欲しい」という。見たら何が起こっているかわかるから。

映画もみたら良いと思いました。映画は、ヒステリックにもならずバランスがとれていて、人が人らしく撮られているように思いました。
だから、ちょっと見に行っただけでは良くわかっていなかったことも、わかると思いました。辺野古で何が起こっているか良くわかると思います。そして、自分がどんな国にいるかもわかると思います。



ウヨウヨ 投稿者:海ぼうず 投稿日:2015/08/02(Sun) 13:19 No.5870  

先日ジュンク堂で行われたのギョブの講演会で話題になっていた、ダンゴムシの仲間、等脚類の寄生虫。魚の舌を溶かして、なりすますという恐ろしいヤツ。この間、突いたメジナの中に潜んでおりました。オスだけでなく、おなかにこどもたちもウヨウヨ。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=327-bwMQI-Y



うきはの山茶 投稿者:海ぼうず 投稿日:2015/08/02(Sun) 12:52 No.5864  

雑誌「ぎょぶる」の取材におつきあいして、「うきはの山茶」で知られている、新川製茶を訪ねた。もう四〇年以上有機農業でお茶を作っている、新川製茶。北九州からも決して遠くない。お茶好きの私なのに、どうして今まで知らなかったのだろうと思う。
http://ukihanoyamacha.com/



Re: うきはの山茶 海ぼうず - 2015/08/02(Sun) 12:53 No.5865  

もともと棚田だった山の斜面を茶園し、さまざまな品種を植え分けている、その中には、在来種や実生種もある。多様な品種や標高の関係で、茶摘みのタイミングを決めるのが難しいという。



Re: うきはの山茶 海ぼうず - 2015/08/02(Sun) 12:53 No.5866  

有機農法の茶園は、他の茶園とは見るからに違う。夏草が勢いを増すこれからの季節、雑草や害虫との戦いがはじまる。谷間のきれいな水と、恵まれた土壌という豊かな自然環境に支えられながらも、堆肥作りから、剪定、製茶まですべて人が手をかける。



Re: うきはの山茶 海ぼうず - 2015/08/02(Sun) 12:54 No.5867  

高地の斜面を生かした有機農法と、茶の葉の特性に合わせた自家製茶。世代を越えて受け継がれていくお茶への思い。こうして「うきはの山茶」は作られていた。



Re: うきはの山茶 海ぼうず - 2015/08/02(Sun) 12:55 No.5868  

茶種の違いを楽しめる、新川製茶の単種緑茶シリーズ。まず1杯目は、有機「奥ひかり」からいただくことにする。



Re: うきはの山茶 海ぼうず - 2015/08/02(Sun) 12:59 No.5869  

鳥追いカイト鷹(ポール竿付)¥3,490
人気沸騰中、どうする?
http://www.monotaro.com/p/1845/1028/?gclid=CjwKEAjw3PGtBRCWgajpu_uY9hYSJAAICRalCE3I1ezYxP8agJZjBGYudMrQ5L3eNNXNy7EpSwANOxoCtp3w_wcB&utm_medium=cpc&utm_source=Adwords&cm_mmc=Adwords-_-cpc-_-PLA-_-18451028&ef_id=VB-6egAAAJu-nQ6B:20150802035754:s



夏の海 投稿者:海ぼうず 投稿日:2015/08/02(Sun) 12:48 No.5860  

 朴さん、長時間の運転ありがとうございました。行き帰りにうかがったさまざまな経歴の話がとてもエキサイティングでした。さすがに、ちょっとハードなスケジュールだったとおもいます。次は2泊くらいしてゆっくり楽しみたいですね。



Re: 夏の海 海ぼうず - 2015/08/02(Sun) 12:49 No.5861  

「ここに一週間いれば島の人とみんな友達になれる」という言葉が朴さんの印象的でした。



Re: 夏の海 海ぼうず - 2015/08/02(Sun) 12:49 No.5862  

肉を焼いた、月明かりの下で。



Re: 夏の海 海ぼうず - 2015/08/02(Sun) 12:51 No.5863  

海に行った。美しい海であった。



ホーメイ横丁 投稿者:きのこ 投稿日:2015/08/01(Sat) 23:21 No.5859  

松尾さんが音楽ライブ「ホーメイ横丁」を開催することになりました。1週間しかないのですが、宣伝したいと思います。谷本さんも来るよ!

8月8日(土)
第一部:13時から(谷本さんとの共演)
第二部:18時から(松尾さんソロ)

14から17時は、将棋処になるので、そこをあけて、このような時間になりまいした。

前回議題にあがっていたけど、お昼の部は、ワンドリンク500円のしばりはなしにして(ふつうの大學堂お客さんとライブを聞いているひとと分けにくいからという理由)、投げ銭だけにする?18時からの部は、500円のドリンクをたのんでもらう。



藤田祐幸特別講義 投稿者:きのこ 投稿日:2015/07/20(Mon) 10:29 No.5837  

「自然学のまなざし」のゲストとして、藤田祐幸さんをお招きすることがかないました。

7月28日(火)1限(9:00-10:30)
本館A-101教室

講演タイトル「原爆と原発の間に横たわる闇」

「講義を通じて若い皆さんに伝えたいことは、「核兵器ノー、原発イエス」という風潮についてです。
この問題を一回の講義でお伝えするのは大変難しいのですが、やってみましょう。」

■内容
極めて深刻な福島原発事故の原因も今後の終息への見通しも無いまま、日本の原発は再稼働に向かって進みつつある。

あの事故直後には計画停電などもあったが、今は全く停電も無く、電力は安定に供給されている。国家がここまで原発にこだわるのには何か訳があるにちがいない。

この日本には「核の軍事利用反対」と「核の平和利用賛成」とが、違和感なく共存する風土がある。原子量の闇は深い。

■藤田 祐幸(ふじた・ゆうこう)
1942年生まれ。元慶応大学教員(物理学)。環境論、エネルギー論、科学史などを講義。1979年3月のスリーマイル島原発事故を契機に、市民科学者として農民や漁民の生活の現場から発言し、各地の市民運動の支援を行う。原発で働く労働者の被曝問題に関わり、被曝死した青年の労災の認定を求める活動に参加。都市の日雇い労働者が原発の定期検査に動員されていく現場を把握。放射能に汚染されたチェルノブイリ周辺、劣化ウラン弾によって汚染されたコソボ地域、バグダッド・バスラ地域など放射能汚染地域の環境影響調査を実施。著書に、『ポストチェルノブイリを生きるために』、『知られざる原発被曝労働』、『脱原発のエネルギー計画』、『藤田祐幸が検証する原発と原爆の間』など多数。


藤田さんは現在闘病中で、今回の講義も検査の結果次第ではキャンセルとなる状況でした。現在、藤田さんから28日まで緊急入院の可能性は低くなったので講義をやりたいという連絡をいただいて、開講をすすめています。「いま学生に伝えたいことがある」という藤田さんの話を逃さないように。

フライヤーをつくりました。
なにか気づいた点があれば教えてください。
学内に掲示したいと思います。



Re: 藤田祐幸特別講義 きのこ - 2015/07/25(Sat) 21:29 No.5850  

藤田さんは、27日(月)小倉に前泊して、28日(火)1限(9時から)講義をします。

そこで、27日(月)の18時から大學堂で歓迎会をやりたいと思います。藤田さんの体調が心配されましたが、大學堂に来ていただけるお返事をいただきました。「おもしろそうな場所ですね!」とのこと。遠路はるばる来ていただく藤田さんに、おいしいものを用意したいと思います。

参加できるかたはお返事ください。差し入れ歓迎。

そして、すみませんが、定例でおこなっている読書会を歓迎会にしていただけないでしょうか。



Re: 藤田祐幸特別講義 きのこ - 2015/07/27(Mon) 17:34 No.5854  

藤田さんより小倉に到着しましたが、体調が思わしくないのでだいじをとって明日に備えますという連絡をいただきました。雪浦からの長旅でお疲れになったと思います。藤田さんの歓迎会は急遽お休みです。すみません。

藤田さんには休んで疲れをとっていただくということで、藤田さんはいらっしゃらないけど、大學堂でとめがすでに9合米を炊いているそうなので、ご飯が大學堂にあります。

予定していたみなさん、大學堂でごはんを食べますか?

わたしは今から、つること干していたタケを取り入れて大學堂に向かいます。

土曜日に来るかもといっていた洲澤さんに連絡とりました。まだお仕事をしているそうです。



Re: 藤田祐幸特別講義 とめ - 2015/07/27(Mon) 18:49 No.5855  

大學堂集合はやめて、大学集合になりました。
時間かかっちゃった。今からいきます。
布類はぜんぶ熱湯消毒しました。
Jくんいてよかった。



Re: 藤田祐幸特別講義 きぞく - 2015/07/27(Mon) 18:55 No.5856  

計画のほうは見ていたんだけど、こちらの書き込みは見落としていました。
家にある何かを持って大学に行きます。



Re: 藤田祐幸特別講義 海ぼうず - 2015/07/28(Tue) 18:42 No.5857  

鬼気あふれる迫力のある講演でした。感情論ではなくあくまでも論理的で、なおかつ徹底的に政治的で、しかも聞いている人に希望を与える。いまこのタイミングで藤田さんのこの講演が聴けたことを、うれしく思います。なにもしらずに聴講した人にとっても、すでにさまざまな知識や経験をもっている人にとっても、歴史的な出来事がみごとにひとつの図柄に繋がっていくさまを、驚きをもって目の当たりにしました。藤田さんのデータ収集力と正確な分析の鋭さは、ネットにはびこるさまざまないい加減な言説を、すべて笑い飛ばします。そして闇に光を当てます。そんな長く記憶にのこる講演でした。


原子力村の村民 海ぼうず - 2015/07/28(Tue) 19:03 No.5858  

http://nuclearpowermafia.blogspot.jp/
まだサイトは未完成だけど、ぜひみなの力で完成させたい。我が国における「責任」というもののありかたを再検討する上で、ネットを利用したこうした新しい取り組みは、とても影響力をもつものになるだろうと思います。情報公開とともに、今後、さまざまな分野で進めるべきだと感じました。
また村民たちも自分の業績とともに名を上げられ、さぞかし名誉なことでしょう。さらにメディアでの宣伝にかり出される芸能人や学者(もどき)も、村民に入れてあげてほしい。大林宣彦監督の昔の業績も評価してあげないとね・・・。



7月のたんたんマルシェ 投稿者:きぞく 投稿日:2015/07/25(Sat) 22:53 No.5852  

7月のたんたんマルシェは、油売り参上!ということで、洲澤さんをお迎えしての手作りマヨネーズとシーチキン講座。思えば大學堂も、大學丼を始める前は、日がな一日油を売っていたものです。

子どもたちには、次々と味見をさせてもらっている油と、冷蔵庫の中でチューブに入っているマヨネーズがうまく結びついていない様子。
お母さんたちは、菜種油、椿油、グレープシードル油のそれぞれの味や香りの違いなどに興味津々。手作りお塩も味見して、平飼いの鶏が産んだタマゴが登場したら、いよいよマヨネーズ作りがはじまります。
ハンドミキサーでタマゴの黄身を攪拌しながら、油を少しずつ加えていきます。油が加わるたびにちょっとずつ味が変わっていきます。
「おー!」っと感心するお母さんたち。

マヨネーズができたら、大學丼をしに出発。
それぞれの丼を持って帰ってきたら、手作りシーチキンをほぐします。
手作りのシーチキンとマヨネーズは体に優しい味がしました。

写真は油売りのおじさんとお嬢ちゃん。



Re: 7月のたんたんマルシェ きぞく - 2015/07/25(Sat) 22:56 No.5853  

おまけ

今日、たんたんマルシェが終わったあとにみんなに味見してもらおうと思っていた梅ゼリー。
家の梅シロップの梅で作ってみました。持って行くのを忘れたので、仕方なく帰宅して自分で試食したけど、ザラザラした食感がいまいちかな。月曜日までにもう一度挑戦してみます。



上黒丸プロジェクト 投稿者:だだ 投稿日:2015/07/25(Sat) 21:13 No.5848  

上黒丸プロジェクトのイメージ問題はこれが期間中になん器たてれらるか。
理想的には北山・南山・上黒丸の三ヶ所。去年の竹は使えないので、全て0から作ることになるとおもう。それと、藁と竹の確保をあらかじめお願いしないといけない。あと、車の運転手・・・。



Re: 上黒丸プロジェクト だだ - 2015/07/25(Sat) 21:14 No.5849  

構造をどうするか。どのくらいの藁が必要かはあらかじめ、あたりをつけておく必要がある。梯子も必要。



Re: 上黒丸プロジェクト モコ - 2015/07/25(Sat) 22:36 No.5851  

おお,暖かそう

稲刈り,去年は雨の影響で遅れていたけど,9月中旬頃終わり始めるんんじゃないかなー.
南山で藁が手に入るかは分からない,ハザ干しはあまりしてなかったはず.
洲巻,吉ケ池,北山あたりで頂ければいいのだけど.



大學堂の市場的白熱教室 投稿者:きのこ 投稿日:2015/07/20(Mon) 09:41 No.5836  

朴さんが、お友達の韓国研究者・水野俊平さんが北海道から下関に来るから、大學堂に寄って話をしてもらおう、ということになった。カフェペディアみたいな感じにしようと思う。

7月24日(金)、18時から19時まで水野さんの話、20時くらいまでディスカッションの予定。

水野さんの専門は韓国語(言語)だが、一時期は韓国でタレントのように名前が売れて活躍していたらしい。

タイトルは「日本の軍事秘密地図による朝鮮地名研究」。

どんな研究だろう。野研のみんなもぜひ。

フライヤーをつくりました。
大學堂HPとFBにアップしてます。



Re: 大學堂の市場的白熱教室 きのこ - 2015/07/24(Fri) 15:38 No.5845  

夏霞、うなぎを焼く煙かな―旦過市場。(塩塚さんが「また警報が鳴るー!」と焦っている。)

今日は、18時から水野俊平さんの講演が大學堂であるよ!

タイトル:「日本の軍事秘密地形図による朝鮮地名研究」

内容:「19世紀末に日本が朝鮮半島に秘密裏に測量団を派遣し、軍事用秘密地形図を作成していました。

奇しくもその地形図の地名表記から朝鮮の地名の特徴を把握することができ、その研究は朝鮮語(韓国語)の方言研究、古語研究にも寄与するところ大である(と思われます)。

今回はそのさわりをご紹介します。」

韓国文化、韓国語、方言研究、言語学・・・に関心のあるひとには興味深い内容ではないかと思います。

参加の告知は、参加無料、要ワンドリンクにしています。
フェイスブックで宣伝の結果、数人来るのではないかと思います。

18時開演なので、野研のみんなは17時には来てくれるとたすかります。

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